中国では呼吸器感染症の一つである「ヒトメタニューモウイルス」感染症が拡大していると中国メディアが6日までに報じました。インド政府も6日、感染者を確認しました。ベトナム当局は中国の状況を注視しており、監視を強化しています。
ヒトメタニューモウイルス感染症は2001年に発見され、主に乳幼児に感染しやすいですが、大人にも感染することがあります。肺炎や発熱などの急性呼吸器症状を引き起こします。インフルエンザとの違いは見分けにくいとされています。
中国では、まもなく春節（旧正月）が始まります。春節に伴う人の移動が拡大すれば、再び感染症の拡大を招く恐れがあります。特に、延べ90億人が移動する大型連休である春節を控え、感染拡大が懸念されています。
日本政府はこの状況に対してどのような対策を講じるのかが注目されています。早急な対策が求められる中、日本国内でも感染予防のための注意が必要です。コロナの二の舞にはならないようにして欲しいものです。
